酸熱トリートメントって何?|気になるデメリットや効果、縮毛矯正との違いを現役美容師が徹底解説!
髪質改善に特化した【美容院OPSIS Kalon恵比寿】が3年以上かけて髪質改善やトリートメントを研究し、考案した
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『艶のある美髪』を取り戻せるよう、丁寧な施術、アドバイスをさせて頂きます
こんにちは。恵比寿の髪質改善と痛まないカラーが得意なOPSIS Kalon美容院の伊藤です。
髪の衰えが気になっている女性にとって、『若いころの艶のある美しい髪を取り戻したい』というのは、大事なテーマの一つかと思います。
色々なトリートメントがある中、最近話題となっている「酸熱トリートメント」に関しての、
- 酸熱トリートメントとは?普通のトリートメントと何が違うの?
- 酸熱トリートメントってデメリットがあると聞いたけどそれって何?
- 酸熱トリートメントって縮毛矯正とどう違うの?
など、色々な疑問を髪質改善が得意なOPSIS Kalonが解決していきます!
- 酸熱トリートメントの原理・効果
- 酸熱トリートメントのメリットデメリット
- 酸熱トリートメントと縮毛矯正の違い
- 酸熱トリートメントの持続性
- 酸熱トリートメントの向いている髪質
2018年頃スタートした、酸熱トリートメントですが、比較的新しい技術ということもあり、知識や技術のしっかりした美容室はまだ多くないのが現状です。
そのためデメリットが大きいといった、間違った噂も出てきているようです。
薬剤を使う施術なので、もちろんメリットだけではなくデメリットもありますが、今回はそのような不安をしっかりと解説していきます。
それではさっそく、「酸熱トリートメントが一体どんなものなのか?」といった内容からご紹介いたします
酸熱トリートメントとは? ⇒髪のダメージ補修と、ウネリやクセの改善
酸熱トリートメントとは、酸と熱の力を利用して、 髪質を改善するトリートメントであり、~酸を使ったトリートメントを熱処理して乾燥させることにより、髪の内部が強化され、ダメージや加齢による、うねりやダメージを改善するものです
わ、わかりました?
わからん
で、ですよね 汗・・・では下でもう少しわかりやすく説明します。
では気を取り直して、まずは酸熱トリートメントの髪質改善効果から見ていきましょう♪
酸熱トリートメントの髪質改善効果
酸熱トリートメントの髪質改善効果は以下の通りです。
- 髪のダメージが修復される
- 髪のハリコシが出る
- 髪の艶が出る
- 髪のくせ・うねりが緩やかになる
これらのことから、酸熱トリートメントの特徴をまとめると
- クセ・ウネリを緩やかにする(通常トリートメントとの違い)
- 髪のダメージ補修(縮毛矯正との違い)
という2つの大きな特徴があげられます。
ではこの2つの特徴を詳しく説明していきます!
酸熱トリートメントとって何?【効果①クセやうねりの改善】
酸熱トリートメントで使用される酸で、最も代表的なものは「グリオキシル酸」と呼ばれるものです。
その他現在代表的な酸として
- グリオキシル酸ハイブリッド
- レブリン酸
- フマル酸
- サリチル酸
などがあります。
これらの成分は、髪に浸透し熱により乾燥されることによって、髪の内部に結合され定着します。
『熱=アイロンによって、整えられた状態で固定される』といったイメージです
うーん。では何でうねりやダメージが改善されるのじゃ?
では図を使ってもう少しわかりやすく説明します♪
上の図の左側はくせ毛の髪です。
髪がゆがんだ状態で、たんぱく質が固定されています(SS結合)。
これにより常に癖のある状態になります。
右側はストレートアイロン等で髪をまっすぐにした状態で酸熱トリートメントが結合、固定された状態です。
SS結合は伸ばされストレスがかかっているので、元の癖の状態に戻ろうとします。
「酸熱トリートメントはまっすぐな状態になろうとし、一方SS結合は元の癖に戻ろうとします。」
言い換えると、『くせ毛がまっすぐに引っ張られている状態』といったところです。
これにより、酸熱トリートメントにより癖やうねりが改善される。というのが酸熱トリートメントの原理の一つです
- 酸熱トリートメントでは、癖やうねりがある程度改善される。
- クセの強い方や、完全に癖を取りたい方は、縮毛矯正をおススメします
ふむふむ。少しわかったような気がするぞ。
では続いて、ダメージが補修される仕組みです
酸熱トリートメントとって何?【効果②髪のダメージ改善】
加齢やダメージにより、先ほど出てきたSS結合が少なくなります。
またパーマやストレートパーマにより、SS結合が切れたままの状態になることがあります。(下図参照)
このような状態では
- 艶がなくなる
- ボリュームが出ず、ぺちゃんとしやすくなる
- うねりが出てくる
- ダメージしやすくなる
といった症状が出てきます
酸熱トリートメントによって、下の図のように髪のSS結合のようなものが補充され、また切れたSS結合が修復されることで、ダメージが補修されるといった原理です。
フムフム。なるほど。
- 酸熱トリートメントはダメージ補修効果がある。
- 酸熱トリートメント自体が毛髪内部で結合されるため、通常のトリートメントより持ちがよくなる。
通常のトリートメントより持ちが良い酸熱トリートメント。
一体どのくらいの持続期間か?次で説明します。
酸熱トリートメントの持ち
通常のサロントリートメントの持ちは2週間~1か月前後ですが、酸熱トリートメントの持ちは、1カ月~2か月程度です。
上でご説明したように、酸熱トリートメントが直接髪内部に結合するため、通常のサロントリートメントより持ちがよくなります。
酸熱トリートメントの結合は、一定期間内で繰り返すとより結合が増えていきます。髪質にもよりますが、最初の3回ほどは、1カ月~1カ月半ごとに一度、繰り返し施術することをおススメします。
その後は髪の状態を確認しながら、2カ月に一度ほどの施術で大丈夫な方が大半です。
どうでしょう?酸熱トリートメントがどんなものかわかりましたか?
うむ。結構わかった気がするぞ。でもどうせデメリットもあるんじゃろ?
デメリットに関しては、色々な噂もあるようなので、次で検証していきます!
噂されている酸熱トリートメントのデメリットを検証
現在酸熱トリートメントに関して、色々なデメリットがあるという噂が出ています。
まだ比較的新しい技術ということもあり、まだはっきりとわかっていない部分があることも事実です。
何種類もの酸熱トリートメントを試してきて、実際に感じたことを含めて、それらのデメリットを一つずつ検証していきます。
- 髪が痛む
- 縮毛矯正がかけられなくなる
- ヘアカラーが色落ちする
- 匂いがきつい
これらのデメリットが本当か嘘か?一つずつ説明していきます!
酸熱トリートメントは痛む?
何?酸熱トリートメントは痛むのか?じゃったらできんぞ!
ご安心ください。しっかりとした知識と技術で酸熱トリートメントをすれば、基本痛みません!
「酸熱トリートメントで髪が痛んだ!」という噂を耳にしますが、考えられることは、単純に『失敗』です。
酸熱トリートメントは、髪の内部へ固定するために、施術の最後にストレートアイロンや、カールアイロンを使います。
痛んでしまったという方は、おそらくその際に 熱を高くしすぎてしまったり、ストレートではないのに、 無理に何度もアイロンで髪の毛を引っ張ったりしたことで、髪が痛んでしまったのかと思います。
また、酸熱トリートメントは薬剤と同じように扱わなければならず、
ですので、しっかりと知識と技術の安定したお店で施術されることを強くおススメいたします。
酸熱トリートメントと縮毛矯正の相性
「酸熱トリートメントをした後、縮毛矯正・ストレートパーマをかけると痛む!」といった噂がありますが、こちらも基本的には嘘です。
正確にいうのであれば、『酸熱トリートメントで失敗した後、縮毛矯正をかけるとさらに痛む』といった感じかと思います。
基本酸熱トリートメントの前に縮毛矯正をしていても、酸熱トリートメントの後に縮毛矯正をしても問題ありません。ご安心ください。
カラー後の酸熱トリートメントの色落ち
ヘアカラー後に酸熱トリートメントをすると、色落ちすることは確かにあります。
ただ、酸熱トリートメントは数種類あり、その中でも『グリオキシル酸』という成分がメインになっていると、ヘアカラーが色落ちする可能性が高いです。
逆に言うと、グリオキシル酸が入っていない場合は、色落ちするリスクが低くなります。
ただ、癖を緩やかにする効果は、グリオキシル酸が最も感じやすいので、その場合はヘアカラーの施術前にやります。
ただし、癖を扱いやすくする効果は、現在の酸熱トリートメントの中では、『グリオキシル酸』が最も感じやすいので、酸熱トリートメントの癖を改善する効果をしっかりと出し、色落ちもさせたくない場合は、ヘアカラーの施術前に酸熱トリートメントをすることも可能です。
ただしその場合、施術時間が長くなったり、費用が高くなるケースもあり、また場合よっては色が入りずらくなるケースもあります。
担当美容師さんとしっかり相談して施術方法を決めることをおススメします。
- ヘアカラーの色落ちをさせたくない場合、グリオキシル酸以外の酸熱トリートメントを使用する
- グリオキシル酸で酸熱トリートメントをするのであれば、ヘアカラー前にする
- ただその場合は費用が高くなるケースもあるので、美容師さんとよく話し合う
酸熱トリートメントの匂い
こちらは、同じく「グリオキシル酸」には独特の匂いがあります。
ただ通常は一週間ほどすると感じなくなるので、デメリットとしてはそこまで大きくないものです。
実は当店のグリオキシル酸を使った酸熱トリートメントは、通常のグリオキシル酸を加工した、特別なものを使用しています。
原価が高いため、通常メーカーでは導入が難しいとも言われているようです。
匂いも通常のグリオキシル酸に比べて、あまり気にならず、また通常のグリオキシル酸の効果にプラスして、 髪にしなやかさが出やすくなり、結合の力も強力なのが特徴となっています。
酸熱トリートメントのメリット|ダメージさせずに癖を軽減させる
効果①で見たたように、酸熱トリートメントにはたくさんのメリットがあります。その中でも特に注目されているのが、
「トリートメントでありながら、クセやうねりを改善できる」といった点です。
ただ、縮毛矯正と違い、クセそのものの形を変えるわけではないので、間違えのないよう解説していきます!
- メリット①通常のトリートメントより持ちがいい
- メリット②髪質改善され、クセのおさまりが良くなる
- メリット③年齢やダメージによる髪の衰えを改善し、ハリ・コシ・ツヤが出る
酸熱トリートメントのメリット①通常のトリートメントより持ちが良い
酸熱トリートメントは、通常のトリートメントと違い、直接髪内部で結合されて固定されるため、非常に持ちがよくなります。
また繰り返し酸熱トリートメントをすることで、さらに効果が高まります。
ほほう、そりゃ良さそうじゃのう
はい。とてもおススメです!
酸熱トリートメントのメリット②クセのおさまりが良くなる
効果①で説明したように、酸熱トリートメントは髪が綺麗に整った状態で、固定されます。
そのため、再度シャンプーしたりした後乾かすと、そのきれいな状態(まっすぐに)に戻ろうとします。
そのため、癖がまっすぐに引っぱられ、クセやうねりが緩やかになり、セットしやすくなります。
- ただし、クセそのものの形が変わっているわけではない
癖が強い人は、縮毛矯正が良いということじゃな?
はい!だんだん理解してきてくれたようで、嬉しいです!
まあな
酸熱トリートメントのメリット③年齢やダメージによる髪の衰えを改善
酸熱トリートメントが固定されると、髪内部の横の結合がつくられ、年齢で少なくなったSS結合の代わりに髪を強化してくれたり、ダメージで切れてしまったSS結合が修復されたりします。(下図参照)
いわゆる『架橋』と呼ばれているもので、これによって年齢によって衰えた髪や、ダメージしてしまった髪に『ハリ・コシ・ツヤ』が生まれ、改善されます。
ほほう。年齢によって衰えを感じる髪にも良いのじゃな?
はい!いわゆるエイジング毛にもおススメです!
酸熱トリートメントと縮毛矯正の違い
酸熱トリートメントと縮毛矯正自分の髪質に向いているのはどちらなのか?
どちらも癖やうねりが改善されるという、共通点はありますが、両者は全く違うものです。
詳しく解説していきます!
酸熱トリートメントが向いている人
- 髪のボリュームが出づらい人で、癖が少し気になる人(細毛・軟毛)
酸熱トリートメントは、特に細毛や軟毛で悩んでいる方に向いています。
髪の内部が強化され、ハリ・コシ・ツヤがアップし、また癖も改善されるのでおススメです!
- 年齢により髪が衰えたと感じている人(エイジング毛)
- パサついてきた
- ウネリがでてきた
- 髪が細くなった
- 広がってきた
このように感じている方は、酸熱トリートメントによる内部補強によって改善が期待できるため、とてもおすすめです!
- ブリーチ等髪のダメージが大きい人(ハイダメージ毛)
酸熱トリートメントは、ダメージ補修効果が高いので、ダメージを強く感じる方にもおススメです!
- トリートメントの効果を感じられない人
酸熱トリートメントは、通常のトリートメントより補修効果が高く、持ちも良いため、効果を感じられると思います!
ショートヘアの方は一般的に、トップや後頭部のボリュームがあるほうが、バランスよく見えます。
そのような方は、縮毛矯正ではボリュームが減ってしまうため、酸熱トリートメントはショートへの方にもおススメです!
縮毛矯正が向いている人
- クセが強い人
クセの強い方は、縮毛矯正のほうが向いています。 酸熱トリートメントは強い癖には対応できません。
- 髪の太い人・硬い人で癖が気になる人
髪の太い人、硬い人は酸熱トリートメントの効果を感じづらいケースがあります
髪の太い人硬い人で、癖をどうにかしたい方は、縮毛矯正が向いています。
髪の太い人硬い人で、ダメージ補修をしたい方は、酸熱トリートメントが向いています。
通常髪の太い人は酸熱トリートメントに向かないといわれていますが、実は当店では、髪が太くてうねりが気になるが、縮毛矯正をどうしてもかけたくない方で、 髪質改善トリートメントを受けて効果を感じている方が多くいらっしゃいます。
当店の髪質改善コースでは、酸熱トリートメントだけで施術することはなく、それ以外に、一部の美容院でしか使われていないような、特別なケラチントリートメント等、 合計10種類以上のトリートメントを合わせて使用しているため、ダメージ補修効果がより高くなっているのも理由の一つです。
気になる方は事前にLineやEmailでご相談も受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
また縮毛矯正と合わせて酸熱トリートメントもすることも可能です。詳しくは当店の『髪質改善シャインストレートエステ』をご覧ください
酸熱トリートメントと縮毛矯正の効果や仕組みの違い
では具体的に酸熱トリートメントと縮毛矯正の効果・違いを図を用いて説明ていきます。
- 酸熱トリートメントの仕組み
上でも書いていますが、酸熱トリートメントの癖やうねりを改善する仕組みは図のように、
ドライヤーやアイロンで髪を綺麗な状態に整え、その際の熱乾燥によって、酸熱トリートメントが毛髪内部で固定されます。
癖の構造自体は変わらず、『癖がまっすぐの状態に引っ張られ固定されることで癖やうねりが改善されます』
元の癖が強い場合や、髪の毛が太かったり、硬かったりして髪の毛の元の力が強い場合は、
癖の力が酸熱トリートメントのまっすぐに引っ張る力より強く、癖の改善が見えずらくなります。
酸熱トリートメントがまっすぐに引っ張る力よりも元の癖が強い場合や、髪の毛が太かったり、硬かったりする場合は、癖の改善が見えずらくなる
- 縮毛矯正の仕組み
縮毛矯正が酸熱トリートメントと大きく違う点は、図のように、
『元々の癖の構造であるSS結合そのものを変えてクセそのものを治す』という点です
縮毛矯正では、薬剤(1剤)の力でSS結合を切り、
その後ストレートアイロンで髪をまっすぐにし、
まっすぐな状態で、再度薬剤(2剤)の力でSS結合をくっつけなおします。
癖の構造がかわり、うねりのある状態に固定されていた髪の毛が、まっすぐな状態で固定されなおされるため、縮毛矯正をかけてまっすぐになった部分は半永久的にストレートの状態で固定されます。
- 縮毛矯正をかけた部分は、半永久的にまっすぐになる
- 縮毛矯正の薬剤により、髪はダメージする
酸熱トリートメントと縮毛矯正、通常トリートメントの料金の比較
では、2つに通常のトリートメントも合わせて、違いや料金を表で比較してみましょう♪
酸熱 トリートメント |
通常 トリートメント |
縮毛矯正 | |
クセの改善 | 〇 クセが緩和される |
× クセは変わらない |
◎ ストレートになる |
髪の補修能力 | ◎ 高い |
〇 補修能力あり |
× 補修能力なし |
髪のダメージ | ◎ 無し |
◎ 無し |
× ダメージする |
持続力 | 〇 1カ月~ 2カ月程度 |
△ 3週間~ 1カ月程度 |
◎ かけた部分は 半永久的 |
料金 | 1万円~ 1万5千円前後 (店舗による) |
3千円~ 7千円前後 (店舗による) |
2万円前後~ (店舗による) |
酸熱トリートメントか縮毛矯正か?メニューの決め方
今度は先ほどの表を元に、メニューの決め方をまとめます
- クセが強くとにかく癖毛を何とかしたい方
→縮毛矯正 - トリートメントはしたいがなるべく価格を抑えたい方
→通常トリートメント - クセがそこまで強くなく、おさまりを良くし、ダメージを改善されたい方
→酸熱トリートメント - 値段は気にせず、とにかく髪のダメージを改善し、美髪を手に入れたい方
→酸熱トリートメント - 年齢によって髪が衰えたと感じている方
→酸熱トリートメント
というように選んで頂くと良いと思います
なるほど。だいぶわかったが、自分がどれにあてはまるのか、ちょっと迷うな
はい。ですので当店では事前にLINEやメールでご相談いただけます。
また美容院でご相談いただき、決定頂いても大丈夫です!
酸熱トリートメントと縮毛矯正の違いをさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください
酸熱トリートメントのQ&A
ここまで酸熱トリートメントに関して詳しく説明しましたが、もう少しだけ疑問を解消していきます。
酸熱トリートメントで痛んだって言う口コミをみたけど・・・?
上でも書いたように、痛んだという場合は単純に施術ミスの可能性が高いです。
酸熱トリートメントは効果は高いですが、技術や知識が求められます。知識が少なく安易に施術をしてしまうと、失敗することもあります。
ただし、正しい使い方で施術すれば効果の非常に高いトリートメントです。
ですので、行く予定の美容院が酸熱トリートメントが得意かどうかを確認するために、事前にホームページ等で、どのくらい髪質改善に力を入れているのかを確認したり、
同様に美容室の酸熱トリートメントの料金が、他の同じエリアの美容室に比べて、低すぎないか?等をチェックすることをおススメします。
質の高い酸熱トリートメントは薬剤も高価で施術時間も通常のトリートメントの3倍近くかかります。
ですので通常安価で提供できるものではありません。
美容院の酸熱トリートメント料金が安すぎる場合は注意が必要です。
酸熱トリートメントの値段が高いのはなぜ?
上の質問の答えのように、薬剤の高価が高いのと、なにより施術時間が長く、丁寧に施術をする必要があります。
時間やコストを考えると、酸熱トリートメントはどうしても通常のトリートメントよりも高価になります。
カラーと同時に出来るの?
基本的にはカラーと同時に施術可能です。
また通常は酸熱トリートメントを先に施術し、その後ヘアカラーをしますが、場合によっては色の入りが悪くなるケースもあります。
当店の髪質改善コースのカラーを合わせたメニューでは、色に影響を与えないような酸熱トリートメントを使用することも可能です。
酸熱トリートメントは匂いがきついの?
酸熱トリートメントの種類によっては匂いが一週間程度残ることがあります。
ただし、一週間ほどでなくなるのと、パーマなどの匂いに比べるとそこまで嫌な臭いでないと感じる方が大半です。
まとめ
今回は『酸熱トリートメント』について詳しく解説させていただきました。要点を整理してみます。
- 酸熱トリートメントは、「熱乾燥」によって、髪の内部に新たな結合を作り、しっかりと固定される
- ハリ・コシ・ツヤが出て、癖も改善される
- 持ちは1カ月~2カ月程度。最初の3回は5カ月以内に行うとベスト
- 酸熱トリートメントのメーカーや、美容師の技術によっても効果に差が出るので、しっかりとした美容院選びが必要
- 髪が細くなったと感じる、ダメージが気になる、エイジング毛の方には特におススメ
- クセが強い方で、癖毛を何とかした方は縮毛矯正のほうが良い
このように、酸熱トリートメントはメリットが大きい施術ですが、注意やデメリット(強い癖は伸びない)もあります。
詳しくは担当美容師さんとしっかり相談したうえで施術しましょう。
まだまだ新しいと言える施術ですので、今後さらに良くなることも期待されます。
当店では酸熱トリートメントのみで施術することはなく、特別な前処理や、通常トリートメントも合わせて髪質改善コースとして行っています。
Lineやメールにて、事前のご相談・アドバイスが可能です。お気軽にご連絡ください♪